今日ネット上には、「BTS活動休止」というフレーズが溢れかえっていました。
本国韓国はもとより、アメリカや日本にも多くのファンがいるK-POP最高のグループといって良いBTS。
そのBTSが、6月14日YOUTUBE公式チャンネルで公開された動画の中で、グループとしての活動を一時休止すると発表したのです。
動画を視聴したファンの方々は、それは驚いたことでしょう。
ただし、彼らの所属会社「HYBE」から「活動休止ではなく、ソロ活動に専念する」旨の発表があったという情報もあるようなので、現段階では本当にグループとしての活動が一定期間なくなってしまうのかどうかまでははっきりしていません。
とはいえ、BTSのメンバー7人がそれぞれ「今のままで良いのか」と悩んでいたことは間違いないようで、動画の中でメンバーのRMさんは「韓国のアイドルシステムは人として成熟するための時間を与えてくれない。朝起きてメークをしたら、ひたすら音楽と仕事のみ。人としてものを考えたり、一人になる時間が必要だった」とその胸の内を吐露しました。
同時に「ファンのみなさんをがっかりさせるのが怖くて、すごく罪悪感があった」という気持ちも正直に打ち明けています。
これほどまでに人気が膨れ上がってしまうと、うかつに「休みたい」とも言えない、その辛さ。
今回のBTSの発表は、これまでのK-POPアーティストたちのあり方に一石を投じた、と言えるかもしれません。
なお、BTSの他のメンバーからは「この機にそれぞれソロ活動をするのもいいよねって思っていた」「いつかもっと成長して戻ってくることを約束します。だから心配しないでほしいです」などという発言があがりました。
デビューから9年間、ひたすら音楽と向き合って駆け抜けてきたBTS。
これからしばらくは一人一人が自分の「音楽」を見つめて、表現していく時間です。
そしてさらに成長したBTSに出会える日を、多くの人たちが待っていると思います。