「♪プラズマクラスターはシャープだけ」というCMソングでおなじみのシャープから、このたびエアコンではなく「扇風機」にプラズマクラスター機能が搭載された新商品が発売されました。
2タイプあるこの商品名は、通常の置き型扇風機「PJ-P3AS」と、壁掛けタイプの扇風機「PJ-P3AK」。
価格はオープンプライスですが、店頭予想価格はいずれも16000円前後とみられています。
さて、日頃よく耳にする「プラズマクラスター」というワードですが、実際のところどのような働きをするものなんでしょうか。
プラズマクラスターとは、自然界に存在するのと同じプラスとマイナスのイオンのことで、濃度を高めても安全性が確認されており、菌やウイルスに対して、表面の細胞膜のタンパク質を切断して分解・除去し、同時に嫌なにおい成分を分解・除去して気にならないレベルまで消臭する、といった働きが認められているそうです。
この力を利用して、例えばエアコンにプラズマクラスターを導入すれば、空気中にふわふわ漂う菌やカビ、ウイルスが抑えられ、さらには洗濯物の生乾き臭、衣類についた汗のにおいの消臭効果までが期待できるんですね。
その力をシャープが今回は扇風機に応用したわけです。
シャープの独自イオン「プラズマクラスター 7000」が放出される扇風機を使えば、ただ涼めるだけでなく、周辺の空気が浄化され、気になる匂いやウイルスなども効果的に抑えてくれるというのですから、うれしいですね。
本体サイズは、通常スタイルの「PJ-P3AS」が、36.9×35.5×69~84㎝(幅×奥行き×高さ)で、重さは約3.4kg、タイマーは1/2/6時間(入/切)、首振りは上下それぞれ21度(自動)、左右約75度(自動)、プラズマクラスターの適用床面積の目安は約10畳。
壁掛けスタイルの「PJ-P3AK」の本体サイズは、37×26.5×49.5㎝(幅×奥行き×高さ)で、重さは約2.8kg、タイマーは1/2/4/8時間(切)。首振りは下約40度(手動)、左右約75度(自動)で、プラズマクラスターの適用床面積の目安は通常スタイルのものと同じ約10畳となっています。
風量は「弱/中/強」の3段階で、一定周期で風のリズムを変えることで自然の風を再現した「リズム風」も搭載されています。
なお、通常スタイルの「PJ-P3AS」のリズム風は「弱運転」のみですが、壁掛け扇風機の「PJ-P3AK」はリズム風の風量が3段階調節できるそうで、加えて風量を徐々に下げる「おやすみ運転」も搭載されているとのことです。
カラーはどちらのタイプも清潔感のあるホワイト系。
この製品が気になった方は、「シャープ」と「扇風機/壁掛け扇風機の製品情報」サイトで詳細をご確認ください。