最近本屋さんの数が減ってきているそうです。
確かに昔のような町の本屋さんを見かけることがとても少なくなりました。
ネットで本を気軽に注文できるようになったことや、紙媒体の本から電子書籍に乗り換える人が増えたことなどが、昔ながらの本屋さんには大きな打撃となっているのでしょうね。
そのような状況下で、「ここはまさか大丈夫だろう」と思っていた書店が来年3月に営業終了というニュースが突然流れて、びっくりしています。
2023年3月に営業を終了するのは、東京駅八重洲南口にある「八重洲ブックセンター本店」。
1978年9月18日、100万冊の在庫を備える日本初の超巨大書店として開店して以来、44年目での営業終了という知らせに、かつて東京都内に住んでいた頃、本当によく通った書店だったので、とても残念に思います。
でもこの営業終了のお知らせ人は続きがあって、2028年度に竣工予定の超高層大規模複合ビルへの入居を計画しているそうで、今回の一旦営業終了は店舗周辺のエリア再開発に伴うものだと知って、少しホッとしました。
とにかく行けば何かしら面白い本が見つかる、本好きなら丸一日いても飽きない場所として、ここは大切な場所だと思うので、再オープンする日を楽しみにしています。
そして個人的に、ネットオーダーでは叶えられない実店舗での本の購入の魅力として、「オリジナルブックカバー」のサービスがあります。
八重洲ブックセンターのブックカバーは、小さな英文字とクラシックな雰囲気の花柄が組み合わされた、ちょっとリバティプリントなどを思わせる上品な絵柄のもの。
私はこのブックカバーが欲しくて、わざわざ八重洲ブックセンターまで足を運んだことがありました。
そして今でもその時本にかけてもらったさまざまなサイズのブックカバーは大切にとってあります。
また、紙媒体の書籍の方がやっぱり好きだ、という人にとって本屋さんというのはウキウキしたり、リラックスできる特別の場所だと思うので、本屋さんがどんどんなくなる今のような状況がなんとかならないかしら、と心から思います。