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JR東日本 センターサーバー方式の新しいSuica改札システムを導入

日常生活で使用頻度の高いモノは色々ありますが、特に関東地方で電車通勤をされている方にとって「Suica」は最も馴染み深いアイテムの一つだと思います。

私は在宅で仕事をしており、電車を利用するのは平均して週に1、2回ですというところですが、Suicaは公共交通機関だけでなく、買い物にも使えるので重宝しています。

さて、そのSuicaですが、JR東日本ではこれまで改札機で行っていた運賃計算などを、順次センターサーバー方式を採用した新しいSuica改札システムへと変更していくと発表しました。

新改札システムでは運賃計算などの処理をすべてセンターサーバーで行なわれますが、同システムの改札機においても、Suicaの利用方法は変わらないそうです。

この新システムでは、高速なサーバーおよび通信ネットワークにより、首都圏の鉄道利用に求められる高速な処理に対応が可能。

現行の改札機と比べて処理スピードが速く、複雑な計算処理ができるそうで、将来の機能向上などの改修作業において、工期短縮が図られ、コストダウンにつながることが期待されています。

さらに新システムの導入でJRでは今後、「新しい Suica サービス」の提供も目指すそうで、例えば、これまでは利用できなかった首都圏エリアと仙台エリアをまたぐ区間のSuica利用が可能になるとのこと。

また、サーバー上でチケット情報などを管理する「鉄道チケットシステム」も導入可能になり、時間帯や曜日などの利用条件による割引クーポンや、鉄道沿線と融合したクーポンなども提供ができるようになるなど、利便性がより高まりそうです。

新しいSuica改札システムは、5月27日から北東北3エリア(青森・盛岡・秋田)の45駅に導入され、首都圏・仙台・新潟エリアは夏以降に順次導入を進めるとのことで、こうした新サービスの開始時期や詳細は決まり次第発表予定とされています。

気になった方は、JR東日本の「ニュースリリース」で詳細をご確認ください。

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