コキアという植物をご存知ですか?
最近テレビ番組などで時折見かけるようになったので、ご存じの方が多いかもしれません。
コキアは和名を「ホウキギ」といい、これは乾燥させた茎を「箒」に使うことから付けられたものだそうです。
その和名の通り、コキアは直立した細かな茎がたくさん集まってひとつの形を形成しており、見た目は丸いポンポンのよう。
最初は緑色をしていますが、次第に赤くなり、最後は黄金色に変化します。
そしてコキアが群生するところが紅葉シーズンを迎えると、まるで大地が一面赤い絨毯のようになり、見る人を圧倒するのです。
このコキアが群生していることで有名なのが、茨城県ひたちなか市の太平洋岸に位置する「国営ひたち海浜公園」の「みはらしの丘」。
みはらしの丘では、約4万本のコキアが赤く色づき始めており、秋が深まるにつれて、緑と赤のグラデーション、紅葉、黄金色へと変化することから季節の移ろいも楽しめるそうです。
コキアの紅葉は10月中旬に見頃を迎える見込みとのことで、丘のふもとではコスモスやソバの花が咲き、ススキとオギは裏側で見ることができます。
また、今年から新たに登場した「ウェルカムガーデン」は秋の花々で彩られます。
そして国営ひたち海浜公園では「きて みて さわって コキアカーニバル」が現在開催中(今月31日迄)で、イベント期間中は海浜公園の名物「コキアカレー」や秋のスイーツ「まるころコキアソフト」なども味わえるそう。
さらに、北関東フラワーパークライン加盟の4施設「国営ひたち海浜公園」「あしかがフラワーパーク」「いばらきフラワーパーク」「とちぎ花センター」がコラボし、各施設を巡るデジタルスタンプラリーが実施されています。
興味を持たれた方は、「きて みて さわって コキアカーニバルー国営ひたち海浜公園」公式サイトで詳細をご覧ください。