これは朗報ではないでしょうか。
日本全国で、昨日11月7日に新型コロナが原因で亡くなった人がゼロになったのです。
これは昨年8月2日以来、実に約1年3ヶ月ぶりのことだということです。
昨年の8月といえば、まだマスクが足りなくて自分で布マスクを作り、それを着けて外を歩いていた頃でした。
あれからコロナに関する情報や知識、対処法などがどんどんアップデートされ、生活する上でのある程度の指針のようなものが出来上がったように思います。
外出時のマスク着用、外出から戻ったら手洗いとうがいをする。
このような生活習慣は考えてみれば、コロナが流行る以前からもともと日本で長く根付いていたものでした。
さらに、「ソーシャルディスタンス」が叫ばれる以前より、もともと日本人は人と人がべったりくっつくようなことはあまりしなかったし、世界一とも呼ばれるほどお風呂好きな国民で、清潔さに対する観念が徹底しています。
これに最近の随所での手指の消毒や、不必要に大声を出さない習慣などが加わり、さすがのウイルスも付け入ることができなくなったのでしょうか。
もちろんこれだけでウイルスの猛攻を抑えるのは難しかったでしょうが、今年に入ってからはワクチン接種が急ピッチで進められました。
一説では、人口の約70%まで接種が進むと感染者数が減少する、とも言われているそうです。
日本では最近まさに総人口の約70%以上に接種数が達したということですから、それによる効果も出始めているのかもしれません。
とにかく細かな理由がすべてはわからなくても、コロナによる死者がひとりも出なかったという事実はとても大きいと思います。
これからインフルエンザや普通の風邪がはやりやすい時期に入りますので、ますます予防に気をつけてこの先も過ごしていきましょう。