健康

2022年 みんなの「健康・ダイエット」に対する意識はどうなっていくか

「株式会社ワン・パブリッシング」のビューティ&ヘルス系WEBメディア「FYTTE」では、「ダイエット」や「ビューティ」「フィットネス」などを含むヘルスケア分野で活躍するオピニオンリーダーたちと編集部員たちによって、2022年に注目される10のトレンドワードを選出しました。

コロナウイルスの影響で、リモートワークにシフトした多くの人たちが、運動不足や不規則な食事により、体重が増えたり、筋力が衰えてしまったりする、などの良からぬ状況が生まれた2021年。

今回選出された10のワードには、この困難な状況下でも、みんながそれぞれ知恵を振り絞って、なんとか健康を維持しようと努力・工夫した跡が見えて、ちょっと感動しました。

さて、選出されたワードとそれぞれの意味について、紹介させていただきます。

まずは、「ポジティブナチュラル」ですが、これは「前向き×自分らしさ」を指すワードで、「ありのままの自分と向き合い、自分の個性を生かした美しさをポジティブに表現」していきましょう、という意味合いを持つそうです。

世界的なSDGsやLGBTQの流れを背景に、2022年は“私らしい美しさ”を探求する動きがさらに加速する、と予測されています。

次のワードは「うちトレ」、これは自宅で行うトレーニングのことで、2022年はここしばらくで増えたトレーニングで使うアイテムのさらなる機能性、デザイン性、利便性におけるバージョンアップが期待できるとの予測です。

3番目は「頭皮・表情筋ケア」、マスク生活が長くなり、表情筋を動かす機会が減ることで、「老け顔」へのリスクが上がるという悩みを解決するためのケアが、2022年はより一層高まると予測されています。

その次は「ハイスペックおやつ」ですが、これはまさに現在進行形で私もよく利用していて、例えば低糖質だったりカロリーオフだったりと、「食べても罪悪感の少ないおやつ」の需要がこの先も増えるだろうという予測がされています。

そして「フェムケア」というワードが来ますが、これはテクノロジーを使わない女性特有の健康課題を解決する商品やサービスのこと。

一般的にテクノロジーを使ってそういった課題を解決する商品やサービスのことは「フェムテック」と呼ばれるそうですが、今年は「フェムケア」の需要が増えるだろうとの予測です。

6番目の「時創家電」は、高価だけどていねいな暮らしや豊かな時間を創出してくれる、こだわり家電や本格派アイテムを指すワードで、2022年はこういった家電を求める人が増えると予測されました。

次の「スマ飲み」は、その日の気分やシーンに合わせて賢くお酒を選択するスタイルとして、微アル・ノンアルなどを「スマート」に選んで「スマイル」で飲むことを指すワードで、今年はそんな飲み方をする人がさらに増えると見られています。

そして「進化系オートミール」は、2021年から注目度がアップしているオートミールに、調理しなくてもらくらく、おいしく、ヘルシーにとり入れられるお菓子やミール系インスタント食品が増えるという予測がされました。

9番目の「パーソナル腸活」は、免疫力強化・メンタル面の健康の大切さが叫ばれるいま、それと直結する「腸活」のさらなるサービスやアイテムの増加があるだろうと予測されたものです。

最後に「多様性プロテイン」というワードが上がりましたが、これは形や組み合わせを変えて、手軽においしくたんぱく質がとれる商品が今後さらに増える、という予測です。

多種多様な予測が上がりましたが、さぁ2022年は一体どんなヘルスケアが流行するか、じっくりと見ていくつもりです。

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