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一家に一台「生ごみ処理機」を設置し生ごみの減量化を図る実証実験実施へ

毎日家庭から出るゴミ。

ゴミには可燃ごみや不燃ごみ、資源ごみなどさまざまなカテゴリーがあり、その回収方法は自治体によって微妙に異なっていたりします。

どの自治体でもあまり事情が異ならないのは、おそらく排出されるゴミが増えているのに、それを扱うごみ焼却施設が老朽化などの理由で減少していることではないでしょうか。

私が住んでいる地域でもゴミ焼却施設が満杯なことが理由で、可燃・不燃それぞれのゴミ袋の値段が数年前に上がったことがありました。

しかしそんな風になっても、なかなかゴミを減らすのは難しく、ゴミ捨て場はいつ行っても決められた場所をはみ出すほどたくさんの袋でいっぱいになっています。

このような状況下、今年10月から来年6月までパナソニックが、生ごみの減量化を図る共同実証実験を行うことがわかりました。

これは、島根県隠岐の島町および隠岐の島町婦人会とパナソニックが共同で、一世帯あたり1台の生ごみ処理機を貸与し、処理機により生ゴミを乾燥させることで軽量化し、その効果を検証するものです。

実証実験は、島町が定めるゴミ排出量の削減目標「ごみ減量化アクションプラン」に則った具体施策の1つとして実施されるもの。

これにより生ごみ削減量や、ごみ焼却施設におけるごみ処理費用、CO2排出量をそれぞれ把握し、削減効果を調査します。

対象世帯は1回あたり20世帯で、期間中3カ月毎に対象世帯を変更し、合計60世帯で調査を行なうそうです。

この先日本各地で同様な試みが行われ、ゴミ削減に少しでもつながっていけば、と期待が高まりますね。

このプロジェクトに興味を持たれた方は、「パナソニック」のニュースリリースサイトで詳細をご確認ください。

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