「い~しや~きぃ~も~~おいもっ」
外をゆっくりと走っていく車からそんな声が流れると、「あっ、焼き芋屋さんだ!誰か走って買いに行ってこい!」と家族が叫ぶ、そんな懐かしい一場面を思い出します。
私が住んでいる地域ではもうあまりそういう光景は見かけなくなりましたが、ちょっと前までは寒い季節になると焼き芋屋さんが近くをよく回っていました。
同じさつまいもなのに自宅で焼くものとは全く違う、外の皮はパリッとして中はしっとりと甘い「プロ仕様」の焼き芋は、めちゃめちゃ美味しくて、「どうやったらあんなふうに焼けるのだろう」といつも思いますね。
そんなプロが作るように美味しい焼き芋を自宅でも手軽に再現できるのが、株式会社「ドウシシャ」が今月末に発売を始めた「焼き芋メーカー」です。
この焼き芋メーカーは、蓋付きのプレートで本体サイズは約35×25×15cm(幅×奥行き×高さ)。
焼き芋用のプレートには、さつまいも2つをセットできる溝が搭載されており、さつまいもをセットして、フタを閉めたら電源プラグをコンセントに差し込む、それだけで準備OKです。
プレートの温度は自動で調節されるため、あとは約40分待ったら焼き芋が完成します。
焼き芋プレートは、直径約6cm×長さ約22cmまでのさつまいもに最適な大きさとなっているそうで、さつまいもに熱が均等に伝わるように、表面に凹凸をつけ、フッ素コーティング処理が施されているとのこと。
本体上下のヒーターでじっくり包み込むように焼き、熱がさつまいもの芯まで伝わる構造になっているといいます。
なるほど、これなら焼き芋屋さんで買う焼き芋のような、パリッ、しっとりな焼き芋を家でも作れそうですね。
また本製品は、焼き芋プレートを外して付属の平面プレートに取り換えれば、アップルパイやホットサンド、肉、魚なども焼けるそうなので、焼き芋だけでなくそれ以外のメニューの充実も図れそう。
「焼き芋メーカー」の標準モデル「WFX-101」とタイマー付きモデル「WFX-102T」の2タイプが今回発売となりますが、価格はオープンプライスで、同社直販サイトでの価格は順に、9900円、11000円となっています。
興味を持たれた方は、「ドウシシャ」の公式サイトで詳細をご覧ください。